皆さん、Web Almanacってご存知ですか?
2019年のChrome Dev Summitで紹介されました。
Google Developers Japan: Chrome Dev Summit 2019: ともにウェブを進化させる
このWeb Almanacを運良く翻訳する機会があったのでこの記事で紹介します。
この翻訳に携わるまでは、英語のできない自分が翻訳できるのか?と思ってましたが、DeepLとGoogle翻訳を使って2年分の記事を翻訳することができました。
(今は3年目の2021年版を翻訳してます)
今まで、翻訳に興味無かった人、やってみようかなと思う人の参考になれば嬉しいです。
Web Almanacって?
すいません、最初にWeb Almanacについて説明させて下さい。
世界のWebページがどのように構築されてるか?を追跡してるHTTP Archive(https://httparchive.org/)というコミュニティがあります。
HTTP ArchiveはWebページをクロールしてHTMLタグ、JavaScript、CSS、パフォーマンスなど多くのデータを集めています。
そしてその集めたデータを専門家が分析した結果をまとめたのがWeb Almanacです。
※もしかして私の解釈が違ったらすいません。多分こんな感じです。
日本語に翻訳されたWeb Almanac
おっ、Web Almanacって面白そうだなーと思ったら軽くでも良いので覗いてみて下さい。
2019年版
2020年版
2021年版(2021年12月現在翻訳中)
翻訳のやり方
タイトルにある通りです。DeepLとGoogle翻訳を使って翻訳してます。
2019年当時はGoogle翻訳がメイン
2019年の翻訳を開始した当初はDeepLがまだ無くてGoogle翻訳がメインでした。
正直、この当時の翻訳精度はあまり良くなく、翻訳結果の意味が全く分からないこともしばしばあり、苦労したのを覚えてます。
翻訳して後半くらいにDeepLが登場して、併用して翻訳作業をしてました。
つまり、基本、機械翻訳です。(英語ができない方も安心して下さい)
2020年から現在はDeepLメイン
2020年から現在はDeepLがメインです。
2019年の時より、DeepLの翻訳精度も大きく向上したなと思います。
DeepLで翻訳してそのまま、使えるのが体感として8割以上なので、翻訳のスピードも2019年と比べるとかなり向上しました。
ただ、DeepLで微妙な翻訳結果の時はGoogle翻訳も併用して使ってます。
但し翻訳語の微調整は必要
注意が必要なのがDeepLも万能ではなく、丸っと1文、翻訳結果が無かったり、Web Almanacの内容にリンクとかもあるんですが、記号を削除したりと、全て任せるわけにはいかない状況です。
翻訳しながら、問題ないよなと確認は必要です。
ツールを使って表記揺れも対応
例えば良くあるのが「ブラウザー」と「ブラウザ」みたいな。
どちらを使うかは、ルールを決めたり、ツールを使ってます。
ちなみに私は下記の通りです。
【ツール】
【ルール】
https://www.jtca.org/standardization/katakana_guide_3_20171222.pdf
文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 内閣告示・内閣訓令 | 外来語の表記
Web Almanac翻訳の参加方法
こちらに参加したいよーと連絡して下さい。
仲間を募集してます
2019年、2020年、2021年について、Web Almanacの全ての章を翻訳してるのは日本語だけです!!
2022年版も全ての章を翻訳したいと思ってます。
翻訳したことない方も大歓迎なのでぜひ、一緒に翻訳してくれる仲間を募集してます。
仲間が増えれば、自分が翻訳したものもレビューしてもらいたい。
何か聞きたいことあればtwitterに連絡ください(DMでも大丈夫です)
takataro@フリーランスエンジニア (@beltway7) | Twitter
翻訳はWeb Almanacじゃなくてもいいよ
Web Almanac以外にも日本語翻訳できるページはたくさんあると思います。
Web Almanac以外でも良いので、少しでも英語から日本語に翻訳されたサイトが増えるのは大変うれしいです!!
よろしくお願いします!!!
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