座る時間が2時間増える毎に死亡リスクが15%増加するという、衝撃の研究結果を発見しました。
座る時間を減らすには、スタンディングデスクを活用し、座る時間を減らすことが大切です。
しかし、座る時間が増えるとなぜ死亡リスクが高くなるのか??
これは、京都府立医科大学大学院医学研究科の研究グループが発表したもので、6万人を超える日本人を7.7年間追跡したデータを用いて、座っている時間が長いほど死亡リスクが増加するとのことです。
それでは死亡リスクが高くなる要点を見ていきましょう。
もし、詳細を知りたい方は、研究グループのレポートをご覧下さい。
https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2021/files/27489.pdf
座る時間が長いと血行不良と代謝が低下する
長時間座りっぱなしだと、血の流れが悪くなり、血行不良となります。
そして、動かないので代謝も低下します。
この研究チームの小山先生の論文によると
・年代が上がるほど、座る時間の長さと、高血圧、脂質異常症、糖尿病の病気をしてる率が上がる
・座る時間が長いほど、肥満度(BMI)、血圧(収縮期、拡張期)、中性脂肪、non-LDLコレステロールなどの値が高くなる
参考:http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/epid/news-blog/paper2020-4-8/
じゃあ、平日はしょうがない、休日に運動すれば大丈夫だろうと思う人もいるかもしれません。(私は、そう思ってました)
しかし、こちらも研究結果によると、休日の運動を増やしてもそんなに効果がないそうです。
③余暇の身体活動量を増やしても、日中の座位時間の長さと死亡の関連を、完全に抑制するには 至らないことが明らかとなりました。
引用:https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2021/files/27489.pdf
また、少し古いデータですが2011年のデータによると日本人は世界で一番長い時間座ってるそうです。
引用:https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2021/files/27489.pdf
このように座りっぱなしってリスクしかないですね。
生活習慣病のある人は死亡リスクがさらに増加
なんと、高血圧、脂質異常症、糖尿病の生活習慣病を抱えてる人は、生活習慣病を抱えてない人と比べて死亡リスクが高くなります。
こちらは研究結果を見てもらうのが早いです。
この図を見ると、糖尿病を持ってる人は、生活習慣病のない人と比べてほぼ2倍の死亡リスクになってます。
また、高血圧、脂質異常症、糖尿病を全て持ってる人は、生活習慣病のない人の3倍死亡リスクが高い結果となってます。
スタンディングデスクで死亡リスクを減らす
スタンディングデスクを使うと、確実に座る時間が減ります。
同じ姿勢って結構苦痛ですよね??
スタンディングデスクがあると、座ったり、立ったりを簡単に変えられます。
私が使ってるスタンディングデスクは、座ってる時の机の高さと、立った時の机の高さをメモリ機能で覚えさせることができるので、座ってても、立ってても快適な姿勢で仕事ができます。
3万円ちょっとのスタンディングデスクで死亡リスクが減り、日々の仕事も快適にできるのであれば、買わない手は無いです!!
マジでおすすめです!!
ちなみに私の作業環境は下記記事で紹介してます。
(スタンディングデスク、モニター、モニターアーム)
※ちなみに、この記事も7割立って、3割座って記事を書きました。
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