勉強できる人は、問題を解決できる問題解決力があるから仕事もできると思ってた。
仕事はまさに問題を解決する事が目的だから。
でも大手SIにいた時、有名大学を卒業した勉強ができてた人をたくさん見てきたが仕事ができない人もまあまあいた。
なぜ勉強はできたのに仕事ができないのか?
勉強には正解があるが、仕事には正解が無いからではないかと思った。
勉強には正解がある
勉強の場合、教科書か、参考書か、先生のどこかに正解がある。
問題の載っている教科書とテストの答え(解決方法)は、教科書、参考書、先生のどこかにある。
答え(解決方法)の無い問題は勉強には出てこない。
なので、どんな問題に出くわしても答え(解決方法)が無い事はなく、分からなければ教科書、参考書、先生のどれかに当たれば、必ず解決する。
仕事には正解がない
しかし、仕事には正解が無い。
会社で問題に出くわした場合、会社の資料、ネット、先輩(上司)に当たると思うけど、正解が無い場合も多い。
正解のある仕事もまあまああるけど、正解のない仕事(まずはこれでやってみよう)が結構ある。
正解もなければ、パターンも無く、毎度毎度、違うパターンの問題が発生する事も多々ある。
勉強できるが仕事できる人、できない人の違い
勉強できる人は往々にして問題解決力があり、分からない事は調べ、考え、応用して問題を解決する作業を多くしてきた。
考える時間も多く、難しい問題を解決してきたので勉強できる人の問題解決力は、相当鍛えられてるはずだ。
そんな問題解決力がある人がなぜ仕事ができないのか?
それは、「正解が無い」事が原因ではないか?
仕事には正解が無いので、正解が無いまま突き進む事ができない。
有名な大学を出てて仕事ができない人を何人か見てきたが、正解が無い仕事に対して「これでやってみよう」が上手くできない。
勉強だったら正解があるので、応用問題も勉強した解決方法を駆使して解けるのだが仕事の場合は、解決方法がないので、自分で解決方法を考え、実践するのが苦手なようだ。
解決方法を考えるのも苦手だし、考えた解決方法も的を得てない。
逆に勉強できて仕事ができる人は、自分で解決方法を考え、実践するのが得意だ。
現在分かってる事、分かってない事を整理し、ロジカルに仕事を進める事ができる。
勉強できるのに仕事ができる人、できない人の差は、「解決方法を考える事ができるか、できないかの違い」なのではないか。
自分は勉強できない方だったので、何で勉強できるのに解決方法考えるのが不得意なのか、勉強できる人に教えてもらいたい。
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