さて、前回作成したNginx + Tomcat環境ですが、さらにリバースプロキシの設定をしたいと思います!!
前回の記事は下記を参照してください。
【Dockerfile】Tomcat構築手順(画像あり) – フリーランス チャレンジ!!
リバースプロキシは下記のようなイメージです。
※今回は、Tomcat1台で設定します。
リバースプロキシ(英: Reverse proxy)または逆プロキシは、特定のサーバへの要求を必ず経由するように設置されたプロキシサーバ。一般的なプロキシとは異なり不特定多数のサーバを対象としない。リバースプロキシは、不特定多数のクライアントから寄せられる要求に対して、応答を肩代わりすることにより特定のサーバの負担を軽減したり、アクセスを制限することにより特定のサーバのセキュリティを高めたりする目的に用いられる。
引用:Wikipediaより
つまり、Webからのアクセスに対して応答を肩代わりして図でいうTomcatの仕事を肩代わりしてTomcatの負荷を減らしたりセキュリティを高める(アクセス元を絞ったり)事ができます。
また、ロードバランサーの機能もあるため、Nginx配下に複数台のTomcatを配置して負荷を分散させる事もできるのです。
では早速!!
まず設定ファイルがどこにあるか?
設定ファイルですが、私の記事を参考にCentOSでやっている場合は、CentOSにログイン後、”/etc/nginx”配下に設定ファイル(nginx.conf)があるはずです。
もし無い場合、もしくは他のOSの場合は下記コマンドで設定ファイルの位置を確認してください。
【コマンド】
find ./ -name “nginx.conf”
default.confの変更
nginx.confが設定ファイルですが、”etc/nginx“ディレクトリ配下にある”conf.d“ディレクトリの下にある”default.conf“ファイル。
今回はこれを修正します。
“conf.d“ディレクトリの下にある
“default.conf“ファイル
設定変更と反映方法
それではdefault.confをviで開いて下記のように13〜17行目を追加してください。
gist2b5621e5f81f2e98d877d0d322fed8eb
“/test”で接続したら、Tomcatコンソール(http://localhost:8080/manager/html)へ飛ぶようになります。
次にnginxをリロードして変更を反映します。
【コマンド】
/sbin/nginx -s reload
確認方法
では、確認してみましょう!!
ブラウザを開いて”localhost:8080/test”に接続すると・・・
やった!!
画面が表示されましたね。
ただ、赤枠の2箇所について画像が読み込まれてません。
すいません、ちょっと調べたんですが謎です。。。
どうですか?
リバースプロキシの設定もあっという間でしたね!!
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