総務省の統計で見ると正規社員を選ばない人が減っている

働き方

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みなさん、コウタロウです!!

 

今日はタイトルについて。

 

 

総務省の統計

みなさん、総務省の統計って見たことありますか?

私は、好きでたまにチェックします。

 

今回、紹介するのは、総務省が出している2017年1〜3月期平均の労働力調査です。

 

※この調査は、刑務所にいる人と自衛隊区域の施設内居住者意外の人を除き調査集計しているそうです。

 

http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/pdf/2017_1.pdf

 

この調査では雇用者、従業員の数、男女比が紹介されていますが、私が注目したのは非正規職員です。

 

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非正規社員は2017万人います。

男性639万人、女性1377万人。

 

女性は、男性の2倍となってます。

これは恐らく子供がいるため、やむなくパートタイムで働いていると予想します。

 

数字を見ると「家計の補助・学費などを得たいから」と「家事・育児・介護などと両立しやすいから」で704万人となり、女性の非正規社員の半数以上となります。

 

つまり、女性の半数以上は家計を助けるために働いており、残りの600万人がその他の理由で非正規社員となっています。

 

正社員を選ばない

注目すべきは「対前年同期増減」です。

 

男女ともに20%以上増となっている「自分の都合のよい時間に働きたいから」は正社員ではできない働き方ですね。

 

他の項目を見ても分かる通りこの「自分の都合のよい時間に働きたいから」だけ、圧倒的に前年よりも数値が伸びています。

 

つまり、朝9時から夜18時まで週5日働く働き方に疑問を持つ人が増えたという喜ばしいことを総務省の統計で明らかになりました。

 

Yahooニュースや、Twitter、各ブログ等で、効率よく働く残業しないフリーランスで働くなど、自由な働き方が注目されるようになってきましたが、周りを見るとそのような働き方をしている人がいないため、本当に働き方が自由になってきてるかと疑問に思いましたが、総務省の調査を見たことで自由な働き方が世間でも浸透してきてるんだなと実感しました。

 

また、正社員になれない人が減っているのも数字にあらわれています。

「正規の職員・従業員の仕事がないから」の割合が女性は-13%。

男性は何と-45%です。

 

今は、本当に正社員になりたくてもなれない人が減ったんですね。

 

最後に

時代が変わってきました。

 

会社に就職して、月曜から金曜まで9時〜18時まで働くのが当たり前で幸せなんだとの価値観は崩れ去りました。

 

当然それが幸せな人もいっぱいいます。

でも、全員ではないんです。

 

自分を騙しながら、みんながそうだから自分もそうなんだと思考停止で働くのではなく、どんな働き方が自分に向いているのか、そして働き方を選べる時代になったこと。

 

いい時代になったかもしれません。

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