みなさん、コウタロウです!!
今日はタイトルについて。
金スマにて
中居正広の金スマが毎週金曜日やっていますが、先日水島シェフによる弱火調理で衝撃を受けました。
番組の詳細は下記ブログが丁寧にまとめてあります。
概要として、今までのやり方は古く、正しくない。
今回紹介されたハンバーグですが、下記において今までと調理方法が全然違います。
※玉ネギはあめ色よりも、
色が付いていないものの方が甘い。
普通、飴色タマネギは甘いモノと思っていましたが違います。
玉ねぎの糖質は長時間炒めることにより色がつき飴色になりますが、飴色になることにより甘みが失われるとのこと。
手は使わず、すりこぎ棒を付くようにして
お肉を結着させる。
肉に塩を入れ圧力を加えることで
肉の細胞同士がより強く結びつく。肉は36℃付近でタンパク質の変化が始まって
肉同士がくっつきにくくなる。なので手捏ねをするとくっつきにくくなり
肉汁が出て行ってしまう。
ハンバーグのタネを作る時、手で粘りが出るまでこねるものと思っていましたが、水島シェフは違います。
肉は人間の体温である36℃付近でタンパク質に変化が起き肉同士がくっつきにくくなるんです。
これは、水島シェフが科学的根拠に基づき研究した結果、導き出したものです。
やり方が古い仕事
さて、本題。
今まで常識だと思っていたものって意外と根拠がないなと感じました。
例えば「飴色タマネギ」、飴色まで炒めれば甘みが増すとずっと思っていました。
確かに、科学的根拠はありませんがタマネギは飴色が甘いと思っており、必要あれば時間かけて、飴色になるまでタマネギを炒めるのが正解だと思っていました。
でも違うんです!(ここ大事)
今まで、当たり前だと思っていたこと、そう信じてきたことに科学的根拠があれば別ですが、「正しいと思われてきたこと」は、本当は正しくないんです。
仕事においては、「過度な残業」、「できないことも根性と長時間労働でできるようにする」、「お客さんの要求は全て答える」。
※これ、私のいるIT系業界の例です。
今までは、当たり前だと思っていました。
でも今の私にはわかります。科学的根拠は一切ありません。
過度な残業
ただただ疲弊するのみ。
このような状況に陥るのは、最初の見積もり、およびマネジメントが未熟なため。
正確に見積もれていて、プロジェクトのレベルにあったメンバーをアサインできていて、マネジメントがしっかりしていれば過度な残業は発生しません。
できないことも根性と長時間労働でできるようにする
根性論なので、そもそも科学的根拠はありません。
必要なスキルを持たないメンバーしかアサイン出来ない状況について言い訳をするためにこのような事が言われます。
しかもそのしわ寄せは底辺のメンバーに押し付けられます。
「リスク積んでスケジュール長めにしたからできるよね」
「足りない部分は残業してね」
ナンセンス!! お前(マネージャー)がやってみろ!!
お客さんの要求はすべて応える
お客様は神様、仕事を継続するために要求はすべて応える。
これ全然違います。
システムを作成する時に、確かにお客さんが使いたい、効率のいいシステムを作るのが一番の正解ですが、全ての要求が正しいわけではありません。
一番の正解はお客さんの要求に対して、一緒に考え、提案し、調整しながらシステムを作るのが正解です。
お客さんだって完璧ではありません、我々と話したことで気づくこともあるでしょう。
また、技術的、システムのメンテナンスのし易さ(運用コストのやすさ)的に、お客さんの要求を採用しないことも必要です。
本当にお客さんにとって大切なのは、「要求にすべて応える」ではなく、お互い信頼関係をもって一緒にシステムを作っていくことです。
最近のプロジェクトは総じて、短納期、低コストが多く信頼関係を維持しながらシステムをじっくり作るのが困難なことが多いと感じています。
難しいです。
最後に
今までのやり方が正しいと思って無駄な作業をするのはもったいない。
飴色タマネギなんて、すごく時間がかかるのに、甘くないんですよ。
※でも世間的に甘い認識があるから、糖度は低くても視覚的に甘いと感じさせる効果があるので間違いとわかっていても飴色にする意味はあるかも
科学的根拠って大切です。
このような発見があるから今後もテレビ見よう。
これは私がテレビ大好きだからではなく、科学的根拠に基づいてテレビを見ようと思っています。(科学的根拠は・・・その内・・・ブログに書・・・)
以上!!
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