みなさん、おはようございます!!
コウタロウです。
本日、紹介する本は、「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」です。
東大法学部を首席で卒業し、財務省を経て、弁護士をされている著者ですがこのような輝かしい経歴の持ち主です。
じゃあ、「天才か?」というと、本人は「自分は天才ではないので努力した」と言っています。
となると、その努力とは努力は血の滲むような努力かな?と想像してしまいますがそうではないそうです。
「努力とは、技術、ノウハウ」だそうです。
そんな著者の努力、ノウハウが詰まった1冊です。
私はそんなに参考にする部分が無かったので、オススメ度は小さめです。
オススメ度:★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・読書に手間と時間をかけないこと
なぜ、読書理解できなくてもページをめくり続けるというのかと言えば、そもそも多くの人が、本読む時に一生懸命になりすぎたからです。そもそもいちど読んだだけで理解しようとすることが誤りです。反復、継続しなければ、人を学ぶことができません。読むことに関しては、とにかく回数をこなすのが鉄則です。2時間かけて1度精読するのではなく、30分で4回ページをめくり続けたほうが、頭に入ります。そして、回数を重ねることで、徐々に後の中に入っていくようになり、結果的には一回精読した人よりも学習できているのです。
確かに、以前の私もそうでした。
本を読むことに一生懸命になりすぎ、読むことがつらくなっても、面白くなくなっても、せっかくだから最後まで必ず読むようにしていました。
そもそもの本を読む目的と得られる結果(メリット)を忘れてしまうため、本は必ず最後までしっかり読むようになってしまうのです!
本の引用は教科書、参考書のようなものだと思って下さい。
理解できないからとじっくり読んだり考えたりせず、わからなくてもどんどん進んで最後まで読む。
そして繰り返す。
この方が結果(メリット)が大きいのです。
私は普段、自己啓発の本をよく読みますがじっくり読むことはありません。
わからなかったり、興味がなければ読み飛ばし最後まで読みきってしまいます。
※本のボリュームにもよりますが1冊あたり3日、4日程度です。
・努力まわりに見せること!
幸いなことに日本社会は、「努力したこと」そのものを評価してくれます。実際、私は学生の頃に努力を見せたことで、苦手な体育で良い評価をしてまいたことがありました。高校生の時マット運動の授業がありました。そのマット運動の演技の重要なポイントは倒立静止でした。でも私は、どうしても倒立ができませんでした。そこで朝練を始めました。しかも、自分1人で隠れてする朝練ではありません。毎朝、始業の30分前に、体育の先生がいる体育館に行き、倒立練習に取り組んだのです。毎朝毎朝何度も繰り返すので、体育の先生はいやでも気づきます。そして、テスト本番とうじつ。静止の時間がやや不十分だった感じはありましたが、なんとか倒立の形になったのです。すると、体育の先生は、「山口さんは、毎朝練習して倒立ができるようになった」と特別に評価してくれました。これ見よがしに努力をみせつづければ、達成されなかったとしても評価がついてくる。そういう場合もあるのです。
ケースバイケースかな?
私は正直、この考え方は好きではありませんが、仕事をする上では、必要かもしれません。
努力の過程が評価に繋がるのであれば、あえてそれを見せる。
私が感心したのは努力する過程を見せるかどうか考えた著者の考え方です。
恐らく、本には載ってるのは一部の技術、ノウハウでしょう。
本に載らない数多くの努力の仕方を考え、実践し、トライ&エラーを繰り返した著者の努力を素晴らしいと思います!!
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