みなさん、おはようございます!!
コウタロウです。
本日、紹介する本は、「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」です。
著者はあのWindows95の開発に参加した人物です。
しかもWindows95の基本設計を担当していました。
IT業界にいる方であれば、ぜひ読んで頂きたい1冊です。
内容がやはりIT業界に特化している部分が多く、IT業界以外の方が読んだ時にピンと来ない部分が多々あると思います。
ですが、仕事を速くしたい、締め切りまでに仕上げたいと思う方は必見です!!
オススメ度:★★★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・スタートダッシュで一気に作る
仕事が終わらなくなる原因の9割は、締め切り間際のラストスパートが原因です。考えてから、手を動かすのではなく、手を動かしながら考えてください。崖から飛び降りながら飛行機を組み立てるのです。
私が見ていて仕事が遅い人、締め切りを守らない人はこのタイプが多いです。
最初に考えるのは大切ですが、考える時間が長かったり、手を動かし始めてものんびりと作業しているように見えます。
「作業し始めなので時間的余裕があり、急いで作業しなくてもいいだろう」と いう風に考えてるんだろうな。
このような人は、仮に作業時間が3日ある場合、最初の1日、2日はのんびり作業しているように見え、進捗報告は「少し問題があるが順調に進んでいます」と報告します。
しかし、最終日(3日目)の朝の進捗報告では「今日中に終らないかも」と前日までの報告とは真逆の報告をし始めます。
聞いている方はビックリですよね。
ただ、この手の人が多いので聞いてる方も慣れてしまってあまりビックリしないのがITの業界の通例です。
さて、話を戻してなんでこんな事になるのかというと、本の引用にもある通り「ラストスパートが原因」です。
仕事は、何があるか終わるまでわからないので出来る限り前倒しで進めラストスパートで終わらせない!!
・2対8の法則で仕事をする
一日の最初の2時間半で、一日のメインの仕事の8割を終わらせるようにするということです。2対8の法則は一日の中でも当てはまるのです。
「スタートダッシュで一気に作る」に関連しますが仕事は与えられた時間のできるだけ最初に終らせます!
20時間与えられたとしたら、全体の2割つまり4時間で終らせるくらいの勢いですべきです。
これはちょっと極端かなと思っています。
私はこの例だと8時間(全体の4割)で確実に終わらせるところまで持っていくよう心がけており、8時間でも終らなさそうであれば上司に相談するかその日は残業してでも終わらせる目処を付けます。
つまり仕事を終らせる目処を極力早めに設定することです!!
・あなたの仕事は、あなたの仕事を終わらせること
自分が関わっているプロジェクトの方向性がおかしいと思ったら、自分がどんな立場にようと強く主張すべきです。仕事の成果を上げる事は、会社の規則を守ることに優先します。早く帰って休む事は、他の人と一緒に残業することに優先します。会社の為に上司に反対意見を述べる事は上司を気遣って黙っていることに優先します。仕事のことを考えて行動することは、相手に遠慮する事に優先します。
はい。最後は心構えです。
みんな仕事を終らせることが仕事です!
あなたと働いている上司、同僚、後輩はそれぞれの価値観で仕事をしており常に自分と同じやり方ではありません。
上司の仕事の進め方は正しいか?
同僚、後輩が遅くまで残業しているから自分も残業するか?
違います!
上司の進め方に疑問があれば遠慮なく聞くべきです。
同僚、後輩が遅くまで残業していたら、「仕事のやり方か作業のボリュームがおかしいんじゃない?」と聞く。
このようにすべきです!!
(やむを得ない残業もあるのでこの限りではありません)
これは私もできていません。
私は今常駐先にいますが、設計でお客さんと合意がなかなかとれず進捗が進まない、進捗が遅れていてもそのまま惰性で作業を進めている。
私は自分の担当分(Web画面作成)はスケジュールを前倒しにしていますが周りに対してのアクションは起こしていません。
常駐先でも、自分の担当とは関係なくても、皆に対して「やり方おかしくない?」って聞くべきかな?
自分に対しての課題です。
ぜひ読んでみては!!
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