みなさん、おはようございます!!
コウタロウです。
本日、紹介する本は、「桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか」です。
著者は、あのサンリオで常務取締役を務める鳩山玲人さんです。
なんと、鳩山元首相の一族だそうです。
この方は、三菱商事で商社マンをされていましたが縁があってサンリオの方と知り合いヘッドハンティングの形でサンリオに入社しました。
当時のサンリオは業績が悪化しており、三菱商事を辞めてサンリオに行くのはリスクしかなく、みんなから反対されたがサンリオに入社し、見事立て直したそうです。
そんな著者の仕事術、考え方が詰まった読み応えのある本です。
オススメ度:★★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・スポーツでは毎日トレーニングをするのに、仕事ではなぜ何もしないのか
「準備」というと「やることが決まったらとりかかるもの」というイメージがあるかもしれません。
しかし私は、日々の行動そのものがチャンスへの準備になると思っています。
仮に毎日19時に退社するとしましょう。24時に就寝するなら、5時間の時間があります。この時間は週5日分で25時間、1ヶ月分で約100時間、1年間では大体1200時間にもなります。
私は新人時代、「いつもこの1200時間をどう使うか」と考えていました。
仕事で結果を出したいと思うなら、自分のトレーニングに十分な時間を割り当てることです。
私もいろんな本でサラリーマンのスキルアップの重要性を目にしてきました。
他の本でも「スポーツ選手はトレーニングするのに」という比較するという例で紹介されます。
忙しく働いている、もしくは困難な仕事を達成した時に、ものすごくレベルアップしているように感じるものですが、実際スキルはそんなに上がっていません。
確かに困難な仕事を完成させた時にはそれに至る過程でたくさんの工夫や努力をしたことによりレベルアップしていることは間違いありませんが機会としてはそんなに多くありません。
スポーツ選手のように毎日の積み重ねで日々レベルアップする時間を確保し、努力することが大切です。
私は、著者のようにキッチリ時間を割り出してどう使うかまでは決めていませんが少なくとも考えたこと、読んだ本の事をブログに書き内容を整理し自分の糧にしています。
他にも技術的なことを自宅で試しブログにまとめることで自分の力になります。
つまり、インプットとアウトプットを仕事以外にもすることでレベルアップに努めています。
・誰もやりたがらない仕事にこそ大きなチャンスがあると見抜く
私が三菱商事をやめて、サンリオの米国法人COOになることを決めたとき、その選択に賛同してくれた人は1人もいませんでした。
当時のサンリオは業績が悪化しており、時価総額は600億円台(現在は5000億円台)ですから、当然といえば当然かもしれません。
なぜ私は、これほどまでに反対された転職を決意したのか。
それは、私は常日頃から、人がやりたがらない仕事こそ、潜んでるチャンスは大きく、成果を出しやすいと思っているからです。
「チャンスの女神に後ろ髪はない」という言葉をご存知でしょうか。
これは、 チャンスの女神には前髪しかない、 つまり「通り過ぎれば、 もう掴むことができない」という意味です。
私は、チャンスはいろんなところにたくさん落ちているものだと思っています。
問題は、それに気づいて掴めるかどうか。チャンスに気づいて掴むため必要なことは何かといえば、それは誰もなりたがらないことを、勇気をもって一歩踏み出してやってみることなのです。
皆さんも、いちど振り返ってみてください。「もっとああすればいいのに、こうすればいいのに」と思いながら、「条件が悪いから」「環境が良くないから」「うまく行く可能性が低いから」といった理由をつけて放置していることはないでしょうか。実はそこにこそ、大きなチャンスが起きていることが多いのです。
ここはちょっと難しいですね。
確かに誰もやりたがらないことには大きなチャンスがあるとは思いますが 中々踏み出す勇気がでません。
やはり、自分の今までの経験とスキルを鑑みて且つ、リスクを取りたくないのが人情です。
大きなチャンスがあるのかな?
やってみようかな?
やっぱりやめようかな?
保留!!
・不安がない日は1日もない日
私が常に意識しているのは、不安定さの中で生きていく強さを持たなくてはならないということです。
例えば人間関係がうまくいかないときは、まずうまくいかなくて当然だということを認めなくてはなりません。
全ての人間関係が常に順調であることなどそもそもありえないからです。
まずはうまくいっていないという状況を受け入れ、その上でどうやって人間関係を改善しようかと考えて前に進んでいくしかありません。
サンリオの常務にまでなる人でも不安があるんですね。
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