みなさん、コウタロウです!
以前、私のブログで給料が安い原因についての記事を
書きました。
記事の内容ですが「給料が安い原因について」給料が安くても、
そこで働こうとする人がいるから給料が上がらない。
給料が安かったり、条件が悪くブラックな会社で働く人がいなくなれば
雇う側は給料を上げるしか無いと書いていました。
さらに、「どうすれば給料を上げれるか」については、今後簡単な仕事は
機械にどんどん変わっていく、それなので機械に奪われないような仕事を
探してやっていくべきと書いています。
本日「はてブ」を見たらものすご〜〜い素晴らしい記事を発見。
非常に内容が濃く、素晴らしい記事です。
ポイントを記載します。
賃金を上げても回収できない
会計の観点からいえば、「人手不足倒産」が起きる理由は、その会社の事業が「詰んでいる」からとしか言いようがない。人件費を支えられるほどの売上を確保できない、つまり投入したコストに対して充分な収益が得られない、ひとことで言えば生産性が低すぎる会社だから、人手不足で倒産する。
そうなんですよね。
賃金を上げるとコストが増えます。
そのコストを賄うためには、収益が必要です。
収益を上げるには、生産性を上げる(1人当たりの作業成果を上げる)か
商品の値段を上げる必要があります。
でも、それができないので賃金を上げることが出来ないんです。
私が以前書いた記事だと、「給料安い会社で働く人がいなくなれば、
雇う側は給料をあげるしかない」と記載しましたがRootportさんの
記事を読んで、私の考えからある事が抜けていることがわかりました。
工夫して、なんとか収益を上げることができる会社はそれで給料を
上げることができますが、収益の上げることができない会社は
倒産するしかないです。
私は、この「倒産すること」が考えから抜けていました。
「給料安いところで働かなければいい」と働く側だけの視点で
語っていました。。。 間違いです。
どうすれば非生産的な産業を救えるか?
経済史の観点からいえば、生産性の低い産業を救う方法は機械化しかないということになってしまう。 そもそも「生産性が高くなる」というのは、歴史的に見れば、労働を資本(=機械)に置き換えることとほぼ同義だ。機械の使用が少なく、労働の使用が多い社会ほど貧しい。反対に、労働者1人に対する機械の使用量が多い社会ほど豊かだ。
はい。確かにその通りです。
この記事に記載されている例が大変わかり易いです。
【運送】
18世紀末の労働者3000人の仕事を現代の
トラック運転手が数人でこなしてしまう。
【道路の修理】
1950年代のインドは、人が多く余っている状況で
機械(道具)を買うより人件費の方が安かった。
道路を修理するのに、レンガを手ではめ、叩いて埋め込んでいた。
ハンマーなどを使えば効率がいいのに、人がやるほうが安いためだ。
たしかに、これでは、生産性が低すぎますね。
豊かにならないわけだ。
あれ、私のブログもかけてる時間の割に収益が全然ないので
レンガを手で当てはめてるようなもんかな?
今の収益を時給計算したら10円にも満たないかも・・・。
話戻します。
このように、人間がやる仕事が多いほど貧しく、
機械がやる仕事が多ければ豊かになります。
今まで人間がやっていた単純作業を機械に置き換え、人間はもっと生産性を
上げる「仕組み」をつくる方にパワーを使うように変えていくしかないです。
ただ、生産性の低い業界の会社は、小さい会社が多く、機械を入れる資金が
ないのがほとんどな気がします。
そうなると少しづつ会社が倒産し減少して業界も縮小傾向になり、ますます
日本の経済が停滞していくんですかね。
そのような状況を打破するには、革新的な会社が登場するか、大手が参入してきて
圧倒的に効率的な方法で、コストを削減しその業界を牛耳るんですかね。
どちらにしろ、非生産的業界の小さい会社はこの先も大変であることに
変わりはありません。
最後に
「デマこい!」 Rootportさんの記事は大変参考になりました。
この記事を読んでわかったのは、「賃金の安い会社で働かない」ではなく
資本(=機械)を増やすことが豊かになるということ。
「賃金が安い」のは会社側に問題があると思っていたが、そうではなく
「生産性」に問題があった。
低い生産性は、「人の労働が多い」、「手間が多い」が主な要素だと
思います。
確かに機械を入れることができれば「人の労働」は減るかもしれませんが
容易に機械を入れることもできないでしょう。
もう1つの「手間が多い」は「効率化」を進めれば改善することができます。
私がやっている効率化の1つに、「単語の辞書登録」があります。
よく使う単語を辞書登録(私の場合はGoogle日本語入力)しています。
”おは”と打つと、”おはようございます。”が
”え”と打つと、”Evernote”が変換候補に現れます。
このような単語をたくさん登録することで1秒、2秒程度ですが時間を
短縮することができます。
この1秒、2秒でも100回打つと100秒、1000回打つと1000秒と
バカにできない時間の差が生まれます。
登録する単語が多ければ多いほど、時間を短縮でき他の事に使える時間が
生まれます。
このような小さな効率化を積み重ねることにより、生産性を上げることは
十分可能です。
私のブログも「レンガを手ではめている」状態かもしれませんが効率化を
進めて、いずれハンマーを使えるようになりたい!!
コメント