みなさん、人手足りてますか?
私が以前、勤めていた会社でも仕事はあるが、人は足りていませんでした。
テレビでよく、「この先、人口が減少する」とか「超高齢化社会になる」とか「老後の年金はもらえるのか」といったニュースを目にしますよね。
今後、人材不足は深刻化
本日、下記の記事を見ました。
数字を鵜呑みにしてはいけません、2030年に78.9万人不足するといっても、推測値です。
ただ、現在IT人材数が91.9万人で2030年に78.9万人不足するという感覚は信じていいかもしれません。
この感覚通りになると、もう全然、「働く人がいないじゃん」って感じですね。
私みたいなフリーランスは「やった、仕事の需要増える」と喜んでばかりはいられません。
なぜかって?
負のスパイラル
それは負のスパイラルが始まるから。
①人がいない
②誰でもいいから仕事して
③スキル足りないけど仕事する
④全然終わらない
⑤いっぱい残業する
⑥我慢の限界を超え辞める
上記①〜⑥を人がいなくなるまで繰り返すことでしょう。
本当は、しっかりスキルを磨き、適正なプロジェクトに参画し
そこでも成長する、品質の良い、商品が生まれる、みんな幸せ
になる。が正しい姿です。
残念ながらこれは、IT業界だけではないのが悲しい現実です。
介護、建設、医療、様々な業界で人材不足です。
さらに資料
総務省が出している「人口統計」を見てみましょう。
【出典元】
※平成23年以前、と一部列を削除しています。
この資料だと平成26年の人口は約1億2700万人です。
約20年後の平成47年の人口は約1億1200万人になってしまいます。
マイナス1500万人です。
東京の人口が約1200万人なので東京都1つ分の人がいなくなってしまいます。
そう考えると大変ですね。
また、人が減るということは、若い人もへるということ。
【出典元】
統計局ホームページ/統計トピックスNo.85/2 新成人人口は126万人
※表の一部を非表示にしています。
平成27年には新成人が126万人ですが、約10年後の平成37年には
106万人まで減少します。
平成8年は189万人だったのに・・・。
こうなると、どの会社も新人を奪い合い、中小企業なんかは、「もう何年も
新人はいってこないね。うちの部署で一番若いのが40代なんてことも十分
ありえます。
じゃあ、どうするの?
まあ、人が減るので内需も減る分、仕事も多少減ると思いますが
将来も人手不足は変わらないでしょう。
どうすればいいか?
それは、どうすればいいか考えるしかない。
IT業界の話で恐縮ですが、IT業界のソフト開発も昔と大分変わりました。
昔は、ローカルでソースを書いてサーバーにアップし、そこで確認しなければ
いけませんでしたが、今はローカルにWebもDBもインストールし瞬時に
コンパイルし確認することが出来ます。
昔は、コンパイルコマンド叩いたら、とりあえずタバコ吸いにいってたのに。
やはり時代と共に我々の道具(PC)もかなりパワーアップしました。
他の業界も同じだと思います。今までよりも便利になったところも
たくさんあるはずです。
考え、工夫し、効率化すれば今までの2倍、3倍働くことも可能だと思います。
そうしなければ、みんな負のスパイラルに吸い込まれてしまいます。
人材不足の解消はズバリ効率化です。
私も負のスパイラルに落ちないよう、少しずつ効率化していきたいと思います。
そのうち、自分が行った効率化も記事にしたいと思います。
以上ー!!(厚切りジェイソン風)
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