この手の本、大好きです!!
正直、自分の仕事のやり方にあまり疑問を持ったことがなく、朝は人より1時間早く出社し、定時には帰る生活を30代前半はできていたのですが徐々にできなくなり、仕事が遅くなり、ある職場では、人間関係の悩みも出てきて結果、会社を辞めました。
その時は、考えることすらできないほど追い詰められていましたが、”問題”は自分を成長させてくれると信じ、今では改めて自分の仕事の仕方に疑問を持ち、仕事術、考え方の本を多読するようになりました。
私は結構、この本好きです。
オススメ度:★★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・仕事には全人格をかけない
ちょっと冷たく、仕事を客観視して、「ああ、これは今一つ出来が悪いな。ちょっと直しておこう」というくらいのノリで、少し肩の力を抜いて仕事に臨んだほうが、早く結果に結び付けられる
・自分が走っている方向が正しいのかチェックする
自分自身で情報を収集し、自分のやっていることをチェックし、たまには、自分の周りの人に自分の走っている方向が正しいか聞いてみるべきだ。常に自分の走っている方向をチェックする。
これはなかなか難しいな。
周りの人や、上司に チェックしてもらうということだよな。
みんなも忙しいからなかなか聞けないなと思ってしまい完成してからでないと報告できない。
周りに聞けないと思ってる自分が悪いのかもしれないな、結局やり直しになって締め切りに遅れるくらいであれば、周りの人に時間を割いてもらってでも、チェックしてもらった方がいいのかもしれない。
・デッドライン
デッドライン(締切)の概念を持とうと本人が決意しないとダメ
常に、デットラインを意識しているが今までよりももっと強く意識しよう。
絶対に、絶対に、絶対にデットラインは守る!!
・戦略の修正
状況に合わせて戦略を修正することに躊躇してはならない
・時間内に終わらせる意識を持つ
時間が機長な資源であるという感覚が乏しいこういう人は、何かをやることのほうに意義を認める。いつまでに終わらせるということには、意義を認めていない。
私は、時間内に終わらせるという意識を強く持っていたが、同時にやることに対しても意識も強く持っていた。
これではダメですね。仕事なので必ず時間内に完成させる、これがもっとも大切なことなのです。
・裏をとる
多くの会社では、耳触りのいいストーリーを聞いて、そこで思考が止まってしまう。というよりも、もともと聞きたいことがそういうストーリーだから、それを聞くと、「やっぱり、思った通りじゃないか」ということになり、思考を止めてしまうのだ。事実を調べて、裏をとるということをしない。
確かに自分の思い通りの情報を手に入れるとそこで思考停止してしまうな。
ただ、裏を取るってすごく難しいなぁ。
思った通りの情報が手に入っても、もう少し他の情報を調べれば裏を取るということになるのかな。どうすればいいのかな、残念ダガよくわからない。
・何に対しても仮説を作る習慣を持つ
クライアントの会社でやれば1年かかるようなレポートを3ヶ月で出してくれなどと頼まれる。いかにして早く結論にたどり着くかが勝負なのだ。それまで全く知識のなかった業種でもなんとかその依頼を成し遂げられるのはこの仮説作りが早いからだ。ざっくりと仮設を作ってみるのだ。大まかで良い。材料を料理して何らかのストーリーを早く作り上げてしまうことが重要だ。
仮説作り、今までもやっていたが、なんとなくこんな感じだろうなという風に仮説を立て作業を進めていた。
ただ、今後は仮説作りにしても、もう少し踏み込んで考えた仮説作りができるようにしなければいけないと思った。何か本を読んでみようかな。
・仕事を客観視できる人は決断できる
仕事を客観視できているかどうかの差。仕事に全人格をかけ、それが上司から批判されると、自分が批判されたように感じる人がいる。そんな人はどうしても最後の決断をするのが遅れがちになる。
私はまさにこのパターンだった。仕事に全人格をかけているので否定されると自分が批判されたように感じてしまっていた。
考え方を変えれば否定されているのは自分ではなく仕事である。仕事のやり方を変えれば問題ないのだ。でも自分が否定されていると思うと、前向きに仕事を変えようとすることができない。
一生懸命やることは大切だが全人格をかけ、仕事がいつまでも進歩しないのはまた別物である。
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