仕事の効率化を上げたい一心で題名に、「仕事術」、「効率化」などの文言があれば目次と中身を軽く見て、手当たり次第、買っています。
今は、ブックオフで本を見つけては、ネットで値段を見て安い方で買っています。
そうすると本によりますが1冊あたりの平均は500円程度です。
あらかた読みつくしたら新書を中心に買うようにしようかな。
私的にそんなにオススメではないですが、何かないかなと思う方は一度手にとってみてもいいかとは思います。
オススメ度:★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・洗うのは大きなお皿から
多忙なビジネスパーソンが複数の仕事を同時にこなすアイデアとして、「大皿思考」がある。「溜まっている仕事は、大きなものから余力があるうちに片付けてしまえ」ということ。「すでにある沢山の仕事」に対して有効なだけではなく、「不足の事態」や「想定外の仕事が飛び込んできた時」にこそ、威力を発揮するやり方がこの大皿思考なのです。
これは当然ですね。
皆さん、たぶん大丈夫だと思いますが、あえて細かい仕事からする人はいるのかな?
やっぱり、大きな仕事を先に完成、若しくはある程度のところまで終わらせれば、仕事の進捗も進み、自分の気持ちも余裕が持てると思います。
逆に小さな仕事を全て、午前中に終わらせ、午後に大きな仕事をやるという選択肢もないとも言えないですが、午前中の方が、集中力あるし、午後は眠くなるし、疲れてくるし、難しい仕事、ボリュームのある仕事を午前中に集中して終わらせるほうが絶対にいいと断言します。
・意思決定は漆塗りのごとく
緻密に事実を積上げ、あたかも漆細工を作るように、前の事実に次の事実を塗り固めるように、意思決定を組み立てていくしかありません。その際、前後の事実に齟齬があると、漆細工の表面の凹凸のように、何らかの違和感が生じます。「あれ?」と、全体の中で何頭の違和感に気づけるかどうか。ここが大きなポイントとなります。事実ほど強い安心感をもたらしてくれるものはありません。事実の上に事実を重ねていき、意思決定をしていくのです。違和感が大切で、少しでも曇り掛かって見えるときは、日を空け、場所を変え、改めて考えるようにしています。いったん意思決定の場から離れ、視点のリセットを心がけます。
いや〜まさにそうですね。ほんとうにそうです。
私は全然できていないですがこれから意識します。
システムの設計時に、A、Bの2パターンで悩んだ時に今までのことを振り返ったり全体の設計思想を整理すると、必ずどちらか、若しくは別のCパターンが出てきて最終決定することができます。
どうしてもどちらかきめられない、他のパターンも出てこない時は今までの決定に「とりあえずこれでいこう」という、しっかりとした説明ができない設計が隠れているはずです。
システムの設計、デザインに関しても必ずそこには理由が必要です。
クライアントの要望を聞けば、デザイン、色も必ず決まるはずなのです。
例えば、購買意欲を高めたいのであれば、赤を用いるなど。
・ヒヤリハット
医療現場で重大な事故には発展しなかったものの、事故に直結してもおかしくない一歩手前の事例のこと。※ヒヤリハットが生まれた背景には「ハインリッヒの法則」がある。労働災害における経験から導いた法則で、一つの重大事故の背景には29の軽微な事故がある。さらに、その背景には300の以上(事故にまでいたらない)が存在する。
「ヒヤリハット」 有名な言葉ですよね。
ただ、一つの重大事故の背景には29の軽微な事故があるというのは知らなかったなぁ。
・上司はエラー訂正役に徹する
飛行機操縦の教訓から得られた知見です。飛行中の難しい部分は副操縦士に任せ、機長はオブザーバーに徹したほうが、逆に機長がすべてやるよりも致命的なエラーが少ないとの報告がある。従って、実際に決断を下す人間よりも、エラー訂正役の力関係を上にしたほうが、チームとしてのミスは減少する
これは私も納得です。
私の仕事の経験上、小さなプロジェクトで人数が足りないために リーダーも他の作業員と一緒にプログラムを書いたりテストをしたりすることがあるのですが、そうするとシステム全体を俯瞰的に見えないためにシステムをリリースしてから信じられないような不具合(登録してもシステムに反映されない項目があるなど)発生したりします。
これはみんなと同じ作業することにより自然と目線もみんなと同じ細かいところを見てしまうことが原因だと思っています。
細かいところも、もちろん大切ですがやはりリーダーはシステムが問題なく使えるように全体を俯瞰して見ることが大切だと思います。
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