失礼ながら、その売り方ではモノは売れません

読書

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著者の林文子さんについてこの本を読むまで知らなかったがすごく有名な方でした。

女性目線の細やかな気使いがとても大切だと教えられた本です。

 

オススメです

オススメ度:

 

以下に、本の引用と私見を記載します。

 

・業績が悪い時

業績が悪い時ほど、社員のいい面に目を向けないといけない
 なんか、逆転の発想みたいですね。
業績が悪ければ、ついつい悪い部分を探して、そこを是正しようと考えるのが普通かと思っていました。
 

・メリハリを付けると成果が違う

業績に関して叱るときはみんなの前でやります。
ミスや人格に関わるときは、個別にやる。 

このやり方は、私も大賛成です。

さすが女性ならではの視点かなと思いつつ、他の本でも「個人に対しては、皆の前でなく、個別に指摘する」と書いてあるのを見ました。

叱ることは難しいですよね。私は今まで叱られることが多かったのですが皆の前でなく、個別に叱る人はいなかったです。

私は、誰かを叱るときにこのことを意識したいです。 

 

・叱るときも褒める要素を忘れないようにする

こちらに真心があれば、叱ったことでしこりが残ることはない。
 そうなのか。私は根に持ち、心が弱いタイプなので「しこり」残りまくりです。
そうか、相手に真心がなかったのか。
って、納得しちゃダメだー。
「しこり」が残るのは私にも原因がありますね。
 
真心こめて叱るのは難しいですね。相手のことを思って叱ればいいのかな。
以前、私は叱られまくって「正直ついていけない」と叱る上司に相談したとき「あなたの為を思って叱ったこと」だと言われたことがありました。
時間が経ち、今思い返しても納得出来ていません。難しいですね。
人を叱る時、叱った後、相手がどう捉えるかをちょっと考えるようにしよう。
考えてもわからないかもしれないが、”相手の為に叱った、真心もあった”と決めつけないように。
 

・勇気

どんな仕事でも勇気がないと、レベルアップしていかない(これは真実
先を恐れて尻込みすれば、現状維持か、ずるずると戦線が後退するばかり。 

 年齢を重ねるにつれ、保守的になってしまいます。

「勇気」必要ですね。

恐れず、今までやったこと無いことも挑戦してやっていきたいです。

難しいな〜。絶対イヤだけど、勇気をもって挑戦しないと世間から淘汰されてしまいますね。 

 

・沈黙

ベテランともなると”沈黙”さえ武器にする。

そうか、そうなのか。

私は年齢的に”ベテラン”なので、社内会議や、クライアントとの打合せで黙っていれば、武器になるのかな。

「何も わかんないから黙っているだけでは」と思われてないかな。

まあ、これは自分次第ですね。確かに以前、社内会議でずっと黙っていると意見を求められることがありました。

特に相手が不安に思っていそうな時に、意見を求められることが多かった気がします。

相手から見ると、不安なときほど、ベテランの沈黙が怖いのかもしれないですね。

自分もそうですが、自信のあるときは、何とも思わないですが、自信がないときは、上司に意見を求めたくなってしまいますもんね。

 

・目標

目標を明確にすると、もし達成できないときでも、自分の足りない部分をレビューするのに役立つ。
人は自分のことを甘く見がち、目標設定を厳格化すればそういう曖昧さはなくなります。

レビューの為に、目標が必要とのことですね。

前に、一生の目標を立てて、逆算して、今何をすべきかを明確にしていたことがありましたが、最近その目標を全然みていないな。

久しぶりに見なおしてみようかと思います。

 

・成功イメージ

商談に出向く車の中で、一人で「このお客様は絶対今日サインをしてくれる」と声を出していた。
人が見ていたら変に思うが本人は真剣、自ずと成功のイメージを作っていた。
→成功のイメージを作るのは大事 

イメージはすごく大切ですよね。 

私は、楽観的だと思う反面、ネガティブ志向なので心のなかが不安でいっぱいになることも多くあります。

格闘家なんかも試合前、「俺は強い、必ず勝つ」と叫んでいるのを見たことがあります。
自己暗示もあるのでしょうがイメージを作ることにより臆せず前向きに仕事ができる のでしょうね。
 

・商品を見直す

自分の売っている商品が結果としてどういう時間の過ごし方を売っているのか、一度、意識してみるといい。
短縮系なのか延長系なのか、その2大区分を知るだけてもその後の売り方、セールスの仕方が違ってくる。
●短縮系:時間を短くするビジネス、amazonの翌日配送など
延長系:わざと遠い、不便なところで限定数の客しか扱わない旅館など 
これは、考えたことなかったな。

 私は、フリーランスなので商品=自分になるので自分という商品が短縮系、延長系のどちらの区分か考えるだけでもいいかな。

まずは考えてみよう。ただ、私の場合は、システムを作る、支援する、コンサル的にアドバイスするなので「短縮系」かな。

ITの場合だと、延長系ってなんだろう。今度じっくり自分の区分含め考えよう。

 

・時に見方を変えてみること

そうすると違う発想が生まれてくるかもしれません。
高級車は本当にお金持ちが買っているのか?
走りが速いということが本当に大事か?
あっさりサービスなのに濃い目サービスに匹敵することはできないか?
あえて自分の思い込みを崩すようなことをしてみる。

物事全てを懐疑的にみるということはとても大切な気がします。

私も意識しているのですが、なかなか。。。 

 

・商品の関連付け

個人が興味を抱く範囲は実はごく狭いもの。ただそれを単体で孤立させないで
ほかのものと関連付けると広がりが出てくる。

組み合わせですね。

この本を読んでちょっと考えました。

例えば、システム開発でも環境構築と開発は私もできるのですが、デザインはできないので、そこを他の人に依頼すればデザインからシステム開発までをこなすことができます。

デザインだけ、システム開発だけの人は結構いるのでこの2つを組み合わせて1つの商品にすれば広がりができますね。 

 

ぜひ読んでみては!!

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