普段、新書は買わずブックオフでいい本を見つけて買っているので
1冊あたり300円〜800円位なのですが、この本は、仕事で悩んでい
る時に本屋で見つけ、中を少し見たら買わずにはいられないとソッ
コーで買った本です。年に1、2回あるかないかの出会いでした。
セコい買い方している私が思わず買ってしまった新書です。
オススメですよ!!
オススメ度:★★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・この本の核になる部分
あなた自身がコントロールできる領域のことをマイゾーン、相手にゆだねる部分、つまりあなたがコントロールできない他人の領域のことを、ユアゾーンという。そして間に引く線のことを、セパレートラインという
すごく大切。
この本の各所に「ユアゾーン」や「セパレートライン」が出てきます。
・相手がどう思うか気にし過ぎない
大切なのは、あなたが自分自身の人生をしっかり生きること。自分の領域でできるところまでの全力を出して、相手をサポートすればいいのだ。
ここ、まさにここ。
私は、相手がどう思うかを気にしていました。あなたも気にしますよね。
でも、自分がコントロールできないユアゾーンを気にしてもしょうがない。
私はこれで何かが、スッとつかえていたものが取れた気がしました。
・一生懸命悩んだということ
それだけ心のトレーニングができるということ。悩んだ回数が多ければ多いほど楽観力が身につく
そうか「心のトレーニング」か。なんかいい言葉だな。
飲んだ時に、若い子に対しエラそうに言ってしまいそうです。
「悩む」はネガティブに捉えていましたが悩んだ回数が多ければ楽観力が身につくのであればぜんぜんネガティブではないな。
・俯瞰
「俯瞰」という、少し難しい言葉がある。高いところから眺めてみるという意味の言葉だ。もし、今あなたが、何かに悩んでいたとしたら、少しだけ鳥になって空を飛んでみてほしい。その悩みの裏側に必ずあなたを成長させるためのヒントが隠されているはず。泥まみれになった人、悩んだ人ほど、きれいな蓮の華になる。
仕事に対して、「俯瞰」するのは大切だと思っていましたが人に対しても俯瞰が必要なんですね。
確かに、悩んでいると視野が狭くなりがちで陰湿な悩み方になりそうですが、俯瞰してみると「もしかして自分が悪いかも」とか「相手はこんな状況だったから怒ったのか仕方ないな」とか色々考えれそうです。
私は、これから鳥になります。(俯瞰します)
・不安を捕まえる方法
それは自分の不安を紙に書きだしてみること。何が不安なのかをかいてみると、不安はそこで止まる。
はい。そうですね。
別の本ですが「ゼロ秒思考」に書いてあるメモ書きで私は不安を紙に書いています。
驚くほど、不安だった気持ちが落ち着いていきます。
紙に書くというのは本当にオススメです。
・感情をぶっぱなせ
子供がケガをしたとき、一番いいのは、「痛いのを我慢しなさい!」といさめるより「痛いね、痛かったね」と言ってあげるほうが落ち着くし、治りも早くなるらしい。さすがにおとなになってそれを周りに求めるのはむずかしくなってくるから自分で「痛い!、つらい!うわー」と大げさに枕に向かって叫んでやるのだ。押さえこむのではなく、いったん吐き出してみると、感情という暴れ馬はおとなしくなる。
私は子供がいるのですが、ついつい「我慢しなさい」と言ってしまいます。
引用の通り、「痛いね、痛かったね」と言ってあげるほうが落ち着きますね。
・覚悟
もしあなたが何かをはじめようとするときは、「いったんは一人になっちゃうかも」と最初から覚悟しておくと、周りの抵抗にいちいち一喜一憂することはなくなる。先に起こりうることをしっていれば、「来た」ですむ。
他の本でも似たような事(最悪を想定する)が書いてありました。
この本を読んだ時に、これは「原理原則だ」と自分の中で納得しました。
本を書くような優秀な人達は、考えることが同じなんですね。
最悪を覚悟することは、普通に聞いたらネガティブだなと思ってしまいますがこの本のおかげで覚悟することの大切さがわかりました。
・簡単に「悩まない力」が身につく方法
それはメモ帳この中に、いくつかの項目を作る。例えば、「感謝したこと」「今日起きたいいこと」「いい言葉」これをとにかくできるかぎりメモしていく習慣を身につける。ただ考えるのとメモするのとは天と地ほど威力が違う。文字にするとさらに強くなるし、いつか振り返った時、その気づきをまた思い出すことができる。
紙に書くのはいいですね
いろんな本で、考えをまとめる、アイデアを出すなどとにかく紙に書く事を推奨する本が多いです。
・一日三分で習慣を変える
それは「一日三分だけ机の前に座ってパソコンをたたいて、一行だけ書いてみる」「とりあえず机に座ってパソコンをたたく」、これはあなた自身がその環境を作り出したということになる。続けていると、これが習慣となり、あなたの未来を広げていく。習慣は一日三分でかえることができるのだ。
とにかく実行してみること。実行しなければ何も変わらない。
本を読んだだけで満足せず、小さなことからでもよいので習慣を変えることが大切
・目標は短い言葉で
それは「叶った夢はシンプルで、ショートで、かつわがままである」ということ。※著者の目標「日本一のたこ焼き屋になる」(何が日本一か分からないか、たこ焼き屋オーナーとして書いた本の部数は日本一だから、都合がいいけどとりあえず達成)
これはすごく大切。
確かに都合がいい解釈だけど目標を達成すること、成功体験が必要だということ。
・悩んだおかげで
今、自分がやっていることが、どんなに無駄だと思いそうになっても、今の努力から逃げないで欲しい。あなたが諦めないかぎり、いつの日か振り返った時、あなたの今の努力から生まれた悩みが、後の人の道しるべになるときが必ずくる。もう一度確信を込めて言う。努力して無駄なことなど何もない。
まさに、努力して無駄なことなど何もないですね。
逃げずに、あきらめるな。悩むのをやめたりしなくていいんです。
・ものは考えよう
「ここを『いい』『悪い』って考えるから行き詰まるんだよ。あのな、いいときは『成功期』、悪い時は『成長期』なんだよ」
今がそうだな。
独立したはいいけど、「悪い時期」と思ってしまう。
何故かというと、思うように仕事は取れないし、 収入はないし、ブログはアクセス数が全然伸びないし。。。
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