フリーランスとしての考え方、どうゆうふうにやっていくかと結構参考になったな。
読んでみれば、当たり前のこともあったが実施していなかった。反省(-_-;)
気づきを与えてくれる1冊です。
オススメ度:★★★
以下に、本の引用と私見を記載します。
・フリーランスには2つの種類がある
一つは人生の選択権をみずらが握っているフリーランス。(プロフェッショナルフリーランス)もう一つは、選択権を他者ににぎられているフリーランス(なんちゃってフリーランス)
多くのフリーランスが後者のなんちゃってフリーランスでしょう。
私もその一人です。
ここでは、まず、2種類のフリーランスがいることを示しています。
・私は必死に考え、見つけた結論
周囲と同じことをしていては絶対にうまくいかない「何となく皆がやっていることの逆」をやってみる
みんなと同じことをしてもうまくいかないというのはフリーランスならではでしょう。
目立たないので埋もれてしまうということ。差別化する大切さを書いています。
但し、 何でもみんなと違うことをやればいいのではなく、みんなと違ってクライアントが求めるものを提示できることがほんとうの意味の差別化だと私は思っています。
みんなが右に行くなら、俺は左に行くでは、ただの天邪鬼で終わってしまいます。
・準備
プロフェッショナルフリーランスとしての成功は、”準備に費やした時間と労力”に正比例するといっても過言ではない。
まさに。フリーランスに限らず仕事は準備が大切です。できる準備は全てするくらいの気持ちを持って準備したいものです。
・売り物の弱いビジネスは、結局のところ価格競争に陥るしかない
そうなれば利益率も確保できず資金繰りに苦しむ日々が待っているだけ。
・サラリーマンの3倍のスピードで稼ぐ
サラリーマンを続けていたとして手に入った金額を短期間で稼ぐ3倍稼ぎ空いた時間で次の準備をする
難しいな〜。難しいよ。
でも、このくらいの意識でやらないと稼げないってことですね。
3倍稼ぐには、無駄なことをしない、効率化を極める、多くの成果を出す。
自分の今までのやり方、意識を根本から変える大胆な変化が必要なのかもしれない。
・徹底して狭く、とことん深く
例えば自分が行政書士で、請求書の未払いに困っている、中小企業の社長向けを意識したホームページを作成する場合、どんなイメージでGoogle検索するか?「請求 未払い」、「督促 未払い」など”ありきたり”な誰でも思いつく検索ワードではライバルが多すぎる。 わざわざライバルの多いレッドオーシャンに飛び込む必要は無い。私なら「請求 無視」、「請求 放置」、「請求 取りっぱぐれ」、こうした微妙なワードで検索する人は多くないため、ライバルが少ない。この検索ワードにマッチするよう、ホームページのタイトルは以下のようにする「出した請求書! 無視されて困っていませんか?」「請求金額を取りっぱぐれの危機に瀕している社長さんへ!」
・キャッチフレーズは、フリーランスの命運を決するエンジン
相手の目線から発する「観点移動」のできているキャッチフレーズは圧倒的に強い例えば、自分がカメラマンの場合、キャッチフレーズとして「汗と感動を一瞬で切り取る!」、「青春とは一瞬の輝きだ!」とやりがちだがライバルとどう違うのかという視点が決定的に不足している↓スポーツ用品のカタログを作っているデザイン会社向け「【見た瞬間、そのスポーツをやってみたくなる写真をとるよね!】と言われます」
私は、この本を読んでから、ランサーズに登録するキャッチフレーズを考えました。
ライバルとの違い、それを見た人に私の特徴を簡単にわかりやすく伝えるキャッチフレーズを私なりに頭を捻りました。(ちょっと恥ずかしいですが記載します)
【私が考えたランサーズのキャッチフレーズ】
「じゃば、じゃば」とあふれる安心感!! Javaならおまかせ。
・仕事を選ぶ
プロフェッショナルフリーランスは仕事を徹底的に選ばなければいけない。選ぶ基準は明快、「最高のパフォーマンスを発揮できるかどうか」つまり真に得意な分野の仕事かどうかということ。
難しいですね。収入に余裕があれば、仕事を選べそうですが、私は駆け出しホヤホヤなのでできそうな仕事を片っ端から受注してランサーズの評価を上げ、認定ランサーにでもなったら、仕事を選ぼうかと思います。
・目方で勝負しない
「努力=量」「量=価値」これは勘違い
そうか、勘違いか。。。
私は、能力が低いのでとにかく残業して「いつも遅くまで仕事してるね」感を出して、努力しているのを周りにアピールしていたかもしれません。最悪です。
でも、これは仕事が終わらない時の話です。仕事が終わらない解決策を”量”でカバーしていました。
本来は、終わらない仕事を如何に工夫するか、相談するかが必要でした。
・価格で争わない
「戦略なき値下げ」(一般的な値下げ)→必ず破綻する「戦略的値下げ」→何らかのプラスアルファを生み出す値下げ
はい。肝に命じておきます。
ただ、収入がぜんぜんなくなったら、戦略なき値下げに走ってしまいそうな自分が容易に想像できます。
・見積もりは有料で受けろ
見積もりは安売りするものではない仕事のエッセンスだから大事なエッセンスを無料で出して良いことはない見積もりを有料にすると”本気のクライアントからの本気の依頼”しかこなくなる(とりあえずの相談が、依頼することを決めたうえの問い合わせが一気に増えた)
これは、難しいな。できるかな?
でもやらなきゃです。独立したので根本から変える気持ちで今後は、見積もりも有料で受けるようにしてみます。
・ただ働きをしない
フリーランスは自分の時間、知恵、ノウハウ全てが商品。言い換えればそれ以外に売るものはない。その唯一の商品を無料で使ってはいけない。
気をつけなければいけません。
仕事を受注しよう、満足してもらおうと、ついつい、知恵やノウハウを惜しみなく提供してしまいそうです。会社勤めの時と、意識をかえなければ!!
・早く仕上げる
クライアントが提示する期限よりも、一秒、一時間でも早く仕上げるのがプロフェッショナルフリーランス。なぜか? クオリティーを上げるため!!
仕事が継続的に続くのには、クオリティーが必須です。
納期ギリギリに仕上げるのではなく、常に前倒しで仕上げる、大切な心構えです。
コメント