そろそろ会社辞めようかな

読書

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オススメ度:

会社辞めて、独立を考えているのであれば、ぜひ読んでみてもいいかも。

今の時代、働き方も自由になってきていると感じています。

1つの会社に定年まで務めるのが当たり前ではありません。

自殺するほど働く必要はありません、病気になるまで働く必要はありません。

意外と人生なんとかなるもんですよ(^o^)

 

以下に、本の引用と私見を記載します。

 

・食うための「土台」を探す

「システム」と「クレジット」
①システム
   お金が入ってくるモデル。稼ぎの土台(プロフィットモデル)
②クレジット
   個人や企業の信用。独立すると信用はサラリーマン時代の1/10〜1/20となると言われている。

 これは、非常に難しい。

稼ぎの土台を作るのが大変。

私は、少し前に会社を辞めたばかりなので本当にゼロからのスタート。

最初に考えたのが、ブログと受託(ランサーズ、クラウドワークスなど)、週3日程度の常駐でプロジェクトに参加。

この3本柱でしばらくやってみて、徐々に、常駐が無くても生活できるようにしていきたい。

 

・AKB48の成功要因はメンバーではなく仕組みそのものにある

①総選挙によるメンバーの新陳代謝
②”会える”アイドルとしての共感型消費の促進
③CDというわかりやすい物質メディアの売買を土台とした収益構造の成功
 →個々の「AKB48メンバー」のバリューではないところがポイント
    成功を支えているのは土台(仕組み) 

 この考え方は、斬新でした。

個人的には、メンバーの個性があってのAKBかなと思っていたが分析すると「総選挙」、「会えるアイドル」、「握手券付きのCD」と飽きさせない、他のアイドルと違う、且つ収益も出せる。

なるほどな〜。秋元康が考えたのかな〜。

 

・ディズニーランドの本当の収益の柱

アトラクションなどのコンテンツがディズニーリゾートのバリューの中心
【収益構造】
入園料関連:43%(半分以下)
物販         :36%
飲食         :21%
※物販+飲食->57%で入園料より割合が大きい
 →本体ではなく付加的なものの販売で設けるモデルは「お土産型ビジネス

あれだけ高い入場料でまさか収益の半分以下だとは!! 

すごく理解でした。ディズニーランドでさえ入場料の割合が収益の半分以下という事は他のUSJやハウステンボスなんかも同じような収益構造になっているのかな? 

確かに物販はそこそこの収益かなと思っていたが物販と飲食を合わせると6割になるなんて!!
こうして数字を見てみると面白いな。
 

・法人相手の事業は非常に有効

ビジネスモデルでBtoC(個人向け)とBtoB(法人向け)の利益率は全く違う

お金がある程度入るまでは、お客さんは個人よりも法人を中心にした方がいい。 

 これは納得。

私もランサーズで仕事を請け負ったことがあるが法人のお客さんはやはり収益が個人と比べても格段にいい。

できれば、いつも法人を相手にしたいが、まあなかなか法人ばかりの仕事がたくさんあるわけでもない。これはしょうがないですね。

如何に高い収益を上げるか、考えどころですね。

 

・利用しなくても収入になる仕組み

ストック型モデル ← IT(個人)でもできるか?
例)ベネッセの「進研ゼミ」
       行っても行かなくても月会費が引き落とされるという点が最大のポイントです。 

 ストック型モデルか〜。できたら最高だろうなぁ。

将来的にストック型モデルを生み出せるようになれば本当に楽になるだろうなぁ。

私のようなフリーランスの人でもストック型モデルを持っている人がいるのかなぁ?

調べてみよう。

 

・継続的なビジネス

法人との取引は最初のハードルは高いかもしれないが、一度取引が
成立すると継続的なビジネスになることが多い。

確かに。私もそう思います。

最初は、安くでもいいから仕事を受けて、関係を作ることができれば、継続的なビジネスにできるかもしれない。

ただ、最初に安くするとその後もずっと安い金額でやらなければいけないかも。仕事のとり方を慎重にする必要がありそうだ。 

 

・生産性

1回何かを作ったらそれを再生産できる、このやり方で比較的大きな利益を
だすことができるようになる。
これは、激しく同意。
例えば、ホームページ作成の仕事を受けて、それをテンプレート化しておいて次に似たような案件を受けたときにそのテンプレート使えばまた1から作る必要がなくなるので生産性はだいぶ向上する。
  

・原点に立ち返る

飛行機は飛べばいいだけ、空を飛んで人や物を運んでくれればそれでいい。
LCC等は、それ以外の食事、サービス等を有料とした
ITでも何かこの考え方を活かしたサービス提供の方法がありそう。

目的を達成し、余計な機能などを省くことで安く提供できるよう提案すればこのパターンにハマるな。 

 

・自分がやりたいことよりも「他人の検証」

自分では「できる」と考えてもお金が入るオファーがくるようになるまでは
独立しないほうがいい。

 そうなのか。。。

お金が入る前に独立してしまった。。。

でも独立する前に、この本を読んでも、きっと独立したな。。。

 

・ビジネスは「投資対効果」で考える

予算を元にビジネスを考えるのではなく常に「投資対効果」で考える
どの位お金を突っ込むといくら効果があるか。
本当に小さな経費でもその判断の価値をさっと定量化しないといけない

まだ、収入が全然無いのであまり投資については考えられないが、まず投資すべきは自分でしょうね。本であったり、セミナーであったりかな。 

 

・独立業者にとって一番大事なのは「勝率」

5割を超えていればいいと割り切る
失敗率をむしろ気にする。
失敗が5割以上だと事業はマイナス方向に進むが逆に失敗率が3割を超えていなければ
挑戦的な判断をしていない
固定費的なものをいかに変動費に変えるかも考えましょう。 

 何を持って「勝ち」となるのだろう。ある程度、売上があれば勝ちなのかな。

数年経ったら、この「勝率」がわかるのかもしれない。

・ドラッカーが繰り返し言うのは「強みに集中せよ」

最も効果的かつ効率的な仕事の仕方
顧客に対する価値を上げるためには、「ベターを積み重ねる」
自分がベストを尽くして没頭してしまうと、周りが見えなくなって
しまう(常に一歩引いた姿勢で少しずつ歩を進める 

 そうですね。自分の強みに集中し、効率的に仕事をするのはすごく大事。ものすごく大事(大事なので2回書きました)

没頭して周りが見えなくなってしまうのはダメですね。冷静に。冷静に。

 

・事業における最大コストは経営者の心の管理

会社を辞めるとものすごい空虚感に襲われる(仕事に関して話せる仲間が必要) 

 これは、まだ無いが今後、出てくるのかな。

確かに、仕事辞めて、家に居ると、家族以外と話さないので朝、子供たちと妻が出かけると夕方帰ってくるまで誰ともしゃべらない。ただ、今のところは全然苦痛ではないけれど。

 

・あらゆる問題は「典型的なもの」だと知っておく

だいたい人間は問題にぶつかると、その問題は自分だけにふりかかった
特殊なものだと思ってしまう。
しかしそれは典型的なもので解決策としては、「それはよくあるケースだ」
いうことを知ること

これは、どうかな?

自分だけの特殊な問題だとは思わないが、解決策が「よくあるケース」だとは考えないな〜。

つまり、どんな問題でも解決策はネットだったり、人に聞けば簡単に解決するのかな。
私は、IT系の仕事だったのでプログラムが動かないなどはネットでよく調べたが中々解決策が出てこないことが多く、最終的に英語のページまで探した覚えもある。(探し方が悪かったのかな?)
 

・最悪のケースを想定し、それを覚悟する

落ち着きを取り戻す、ということに関しては、結局、問題が生み出すかも
しれない最悪の結果を想定するのが有効。 
確かに、私もそう思います。最悪を覚悟して全ての事に臨めばいいということですね。
そうすれば、失敗、嫌なことがあっても覚悟しているので対処できるし、心が折れないということ。
 

・論理・情理・倫理を調和させることでビジネスが長く続く

ロゴス(論理)・パトス(情理)・エトス(倫理)を調査させること
ロゴス(論理)は必要だが、魂に訴えかけないので人を動かすことは難しい
人を巻き込むためにはパトス(情理)があるべきですが、これだけでは感情に流されるためくさびをうつためにロゴス(論理)が必要 
エトス(倫理)はこれだけだと儲かりませんがこれがないと蛇行してしまう重要な要素。

 

ロゴスばかりのビジネスは、共感を得ません。 
NPOにありがちだが、エトスばかりを主張しても現実的には行き詰まる。
パトスが突出した会社は、体育会系的なイベントや祭りを重視し、精神論的な部分が大きいので、ついていけないと厳しい

具体的な例は思いつかないが、すごく共感できるな。

エトス(論理)が欠けている会社は悪いことをしていることに気づかず、ブラック企業と呼ばれてしまうのかもしれない。

意外と、本人に悪気は無いのかも。単純に エトス(論理)が欠けているだけなのかもしれない。

 

・やりたくないこともやらなきゃいけない

自分がやりたことをやるにはやりたくないこともやらなきゃいけない

実は案外多くの独立した人たちが、この部分で挫折していく

 ゾッとする一文です。本当にそうなのかな。著者の経験からこの事を書いているのであれば本当に恐ろしい。

なんとか「やりたくないことをやらずに」うまいことやっていきたい(願望) 

 

・信用=(専門性+確実性+親密度)/利己心

信用は、専門性を高め、約束を守り(確実性)、人と親しくして親密度を
高めることによって上がります。しかし、もっとも大事なことは、利己心を
抑えることなのです。利己心を抑えることが、もっとも相手に対する信用を
高めることにつながるのです。

 はい。おっしゃる通りです。

ついつい、利己心が大きくなってしまうのは私です。

家族もいるし、稼がなきゃ、という気持ちから気づかないうちに利己心が大きくなり信用を残っているかもしれない。。。

チョ~反省(T_T)

 

よかったら一度読んでみては

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